茨城県の紹介ページ


頑張りましょうよ。茨城県

残念ですが、茨城県は今年(2016年)の県別魅力度ランキングも最下位。これで連続4年最下位でした。
 ただ、茨城、良いところたくさんありますよ。ランキングの件は別にしても、もう少し茨城について全国の皆さんに知って欲しいですよね。まずは知って貰わないと話しにもなりませんから。全国の皆様、お願いです。今は、ネットを使えば、すぐに色々な場所の情報が取れる時代ですから、是非、「茨城、××××」で検索をしてみてください。

「茨城、××××」で検索といっても、キーワードが必要でしょうから、ここからは茨城のPRを兼、茨城の紹介となります。


 目についたキーワードで検索、GOして貰えれば幸いです。なお、このページで使っている写真は茨城県庁さんからダーンロードをして使わせてもらています。他にも多くの写真がありますから、興味がある方は、そちらも見てください。


 茨城県庁さんのフォトダウンロードURLは以下となりますが、「城県庁フォト」なとで検索してもすぐ探せます。


 ttps://www.pref.ibaraki.jp/bugai/koho/kenmin/download/index1.html


 


1.茨城の観光地は? 有りますよ。たくさん。


 那智の滝、日光の華厳の滝とともに日本三大名滝のひとつの袋田の滝があります。


                    袋田の滝、秋と冬凍結をした滝です。




 
日本三大名園、岡山の後楽園、金沢の兼六園ともに水戸の偕楽園

 いつでも楽しめますが、特に梅の花が咲くときれいです。





潮来の水郷アヤメ祭りがあります。河辺に咲いたアヤメが綺麗です。

 知ってるかな、昔の歌に「潮来花嫁さんは船でゆく」ので始まる歌があったのを。その場所です。

                       潮来のアヤメ祭りの様子です。


 
 筑波山、中腹に梅林もあります。天気がよければ関東平野を一望できます。


  運がよければ、富士山だって見える時があります。





 万人向けでないですが筑波サーキットが、筑波山から、そう離れてない場所にあります。


 つくば研究学園都市も筑波からは近いです。


  国や企業の多くの研究所などがあり、一般の人に研究所を公開する試みなどもしていますから興味があれば、公開日につくばを訪れるのもの良いかもしれません。


                  つくば学園研究都市の町並みです。





海もありますね。


磯原、高萩、河原子、久慈浜、阿字ヶ浦、大洗、大竹、波崎。など海水浴場が18カ所あります。




 大洗には水族館もあるので、子供さん連れでも楽しめると思います。


                                            場所は大荒です。





海があれば、湖や川
 霞ヶ浦は滋賀の琵琶湖について日本で2番目に大きな湖です。ワカサギ漁の観光帆曳船、休日を中心に5月頃から11月頃までしています。


 但し、土浦市や鹿島市、玉造町、霞ヶ浦町などから個別に船を出しているので、見たい人は一度問い合わせてからが良いでしょう。





 利根川、茨城だけの川ではありませんが、日本でも有数の大きな川です。清流という意味なら鮎釣りで有名な那珂川などがあります。



                           那珂川の鮎釣りの様子。




 おい、おい、自然だけかよとおっしゃる方、


 陶芸は、なんといっても笠間焼陶芸教室で自分で焼いものが出来上がったとき、これは結構うれしいものです。予約が必要ところが多いので、行く前にその辺の確認をしましょう。


 笠間には笠間稲荷や陶芸芸術館、美術館など多数楽しめる場所があります。また、ツツジは笠間の風物詩ですから、その時期を狙うのもお勧めです。


                               笠間のツツジ




 結城つむぎは、お隣栃木県にもまたがりますが茨城県では結城市を中心に付近でつくられる絹織物です。国の重要無形文化財になっています。

 結城市に結城つむぎセンターがあります。




 牛久の大仏さん 高さ120m おそらくこのてのもとしては世界一だと思います。代仏さんを見た帰りには牛久シャトーでワインでもいいがでしょう
か?



            見てください。この大きさ。牛久の大仏さんです。






 竜神大吊橋は長さが375m、ダム湖面から約100mの高さをもってます。日本でも一、二の吊り橋のようです。ここではバンジージャンプもできますから100mの高さから飛ぶのは、好きな人にはたまらんでしょう。





 紅葉と自然を満喫するなら花園渓谷なども綺麗な場所です。


                 こちらは近くにある花貫渓谷の写真です。



 
 岡倉天心が作った六角堂のある五浦海岸も景勝地ですね。近くには有名すぎて紹介するのも、なんですが人気の国民宿舎『鵜の岬』もあります。


                          海につきでた六角堂です。









2.茨城と関わり深い歴史上の有名人は?


水戸光圀

 トップはなんといっても水戸光圀さんですかね。徳川御三家の一つ水戸藩主天下の副将軍、 水戸黄門としての方が名は通っているかも知れないです。


徳川斉昭、徳川慶喜

 徳川慶喜は徳川最後となる15代将軍。徳川斉昭は9代水戸藩主で、その子供が徳川慶喜。慶喜さんは水戸藩から、同じ御三家の一つであった一ツ橋家に行き、そこから将軍となっています。


平将門

  歴史で習いましたよね。関東で乱を起こした人物です。瀬戸内海で乱を起こした藤原純友とあわせて、承平天慶の乱と習ったと思います。

平貞盛
 平安の武将として有名ですね。
 平将門の乱を納めた人でもあります。元々板東平家の血筋のようですから、茨城とは馴染みのある人です。平氏の始まりは板東平氏と呼ばれ里見八犬伝などで知られる上総国、今の千葉県から始まっています。


 千葉県は茨城のお隣の県です。ちなみに板東平家から出たのが伊勢平氏、常陸平氏、板東八平氏、房総平氏などになります。



佐竹氏 

 戦国大名の一人ですね。佐竹氏は常陸を中心とした豪族ですから、茨城県、佐竹氏と検索すると多くの人がでてきます。


藤原鎌足 

 大化の改新で活躍しました。藤原氏の始まりの人ですね。

 出生地は奈良県となっている場合が多いのですが、茨城県の鹿嶋市辺りとする説もあります。


  う〜ん 鹿嶋説応援しちゃいます。





塚原卜伝

 戦国時代の剣豪で鹿島新当流の開祖ですね。

 常陸国(茨城)鹿嶋の生まれ、鹿嶋市須賀の梅香寺に墓所があります。


間宮林蔵

 探検家? 北海道、樺太、千島列島などを調べた人。樺太の間宮海峡を発見したので、今でも世界地図に間宮海峡と記されている。

 間宮さんは、今のつくば市あたりで生まれているようです。

 
新撰組では新撰組初代局長の芹沢鴨、伊東甲子太郎(新選組参謀)、鈴木三樹三郎(新選組九番組長、のち赤報隊)、相馬主計(新選組最後の隊長)






3.おいしい食べ物はあるの?


 茨城県の特産物、ベタ書きします。


 アンコウ、ハマグリ、常陸牛、奥久慈しゃも、奥久慈ゆば、奥久慈リンゴ、奥久慈あゆ、常陸かつお、大洗のイワガキ、銘柄豚肉『ローズポーク』など

 生産量からいって納豆は外せないものです。メロン、干しいも、栗などは全国一、いがいと知られてないかも知れませんが私の好きなビール、生産量は全国一です。

 とにかく果樹栽培、野菜、畜産など農業規模は全国でも有数の県ですから、新鮮なものがたくさんあります。また、海岸線も長く多くの漁港があるので海産物も豊富です。それだけに茨城では多種多様な新鮮な食材を使った食べ物が多いですから、おいしくない訳はないと思います。



4.のんびり温泉につかりたいな。


 茨城にも多くの温泉があります。


 温泉地としては袋田温泉、筑波山温泉、北浦温泉、磯原温泉など山のなかだけでなく、海沿いにもあります。

 温泉て何も山だけのものては有りませんよね。海沿いや平野部でも出ます。
 当然、特徴も違います。海岸温泉とよばれる海に近いところの温泉は、一般に食塩泉(ナトリウム泉)で、地下水に海水が混入し出来るとの事です。従って、海水のような、しょっぱさがあります。このような温泉では色はついてないのが普通ですから一見、これ、ほんとうに温泉なの? と思うかも知れませんが、れっきとした温泉ですからご安心を。

 また、海水を起源とした温泉で、もっと古い時代のものだと、そこに太古の植物の堆積成分が含まれて、東京などで見られる濃い褐色色の温泉として出てくる場合もあります。このような古い時代の温泉は化石海水型温泉と呼ばれるらしいです。勿論、このような濃い褐色の温泉も茨城にもあります。


 小さな温泉施設を含めれば、茨城では海沿いから山間部、平野部に至る多くの場所に、温泉施設がありますから、観光で疲れたら近くの温泉を探してくつろぐのも旅の一興かも知れません。

 
 まだまだ書きたいものはたくさんあるのです。


 鹿嶋神社鹿嶋アントラーズの本拠地スタジアム、八溝山、ワープステション江戸、日立海浜公園、土浦の花火などもそうですが、長くなるので終わります。


                               土浦の花火








 独り言


昔の思い出から


 私は茨城生まれの茨城育ちですが、学生のとき何年か横浜にいました。


そのときの話しになりますから、今から四十年くらい前の出来事です。当然貧乏学生ですから、横浜にいくなり、すぐにバイトです。


 そこで見つけたバイト先は横浜駅ビルの地下街での菓子の販売員。


  地下街ですから菓子や、お総菜、お弁当などを売る小さな店が隣り合わせに並んでいたのです。最近、横浜に行くこともありませんから、現在はどのように変わっているのか知りませんが、四十年前の店構えは、ちょうど「道の駅」などの内部に見られるような、場所だけ貸し与えられショウケース等で隣の店と場所を区切り、そこに売り子のおばさんやおじさんや、私のような学生のバイトが多く立っている。そのような感じでした。従って、隣の店と仕切る立派な壁などはないですから、お客さんが途切れれば隣の店の人とも簡単に話ができたのです。

 人の波が途絶え、手持ちぶさになれば良く近くのおじさんやおばさんからも声をかけられ、無駄話などをしていました。そのとき、最初に必ずといって良いほど聞かれたのは出身地ですね。

「茨城ですよ」

 当然、私はそう、答えます。


「茨城? 茨城てどこだっけ?」


返ってくる答えです。


「水戸市のあるところですよ」


「水戸? それ何処?」


 水戸といっても良くわからないのです。それも当時としたら仕方なかったのかも知れません。なにしろ、まだテレビの時代劇で、その後人気となった水戸黄門も放送される前ですから、水戸という地名にピンとこなかったとしても。ところが色々と話しているうちに一つだけおじさん、おばさんにわかる地名が茨城にありました。


 それは日立市です。

 なぜ、日立を知っているのか、そのとき不思議な気がしたとの記憶は未だに残っています。理由は聞いて納得できましたが。

 私が生まれたの戦後15年くらい過ぎていましたから、私に戦争の記憶は全くありません。ところが、おじさんやおばさんは戦争を実体験してきた人達です。
 有ったのですね。戦時中に日立には軍事工場のデカイのが。それで水戸より日立の地名を知っていたのです。


 まあ、このような話をして茨城は何処だの話は一件落着です。 でも、同じ関東でありながら茨城県といっても、すぐにわかる人がいなかったというのは、当時、悔しいような気分になった記憶があります。

 似たような:感覚は茨城に戻り、仕事について関西など西の方に出張で行くようになってからもよく感じました。あっちでは茨城と言えば、最初は大阪の茨木市と間違われます。それを関東の茨城ですと訂正すると、


「茨城って東北じゃあないの?」

 が多く返される言葉でした。


 東北さんとはお隣同士ですから、遠い関西の人が、ごっちゃになっていても仕方ないのはわかります。私だって今でも、近畿や中部の全県を正確に言える自信はありませんから。それでも話しているニュアンスから、やはり茨城県は影が薄い県だとは感じました。しかし、そのような感覚を強く受けていたのは、まだ感受性を失ってない二十代くらいまでだったような気がします。


 何度も経験をしていれば、人は次第に鈍感になったり当たり前と考えのかも知れません。私も忙しく働く中で、いつしか茨城県の知名度がどうのとかの考えはなくなっていました。


 ところが数年前に新聞かな? あるいはネットだったかも知れません。都道府県別魅力度ランキングなるものに触れたとき、なんと茨城県は、それでは最下位でした。


 一発目の感想は「嘘そー」でしたが、ただ、そこでいみじくも若いときの記憶が呼び起こされた訳です。そうなると、ある意味、昔受けた感覚は、わりと正確だったんだとの妙な納得感。そして、でも、あれから何十年経つんだよとの思い。あ〜とのため息です。


 ちなみに今年の東京新聞に載った魅力度ランキングでも、茨城は最下位でした。茨城の住民にすれば、多少は複雑な心境になります。


 気候はわりと温暖、雪も多くはない。広い平野を抱え、災害も少なく危険な熊さんも居なければ、農作物に被害を出す野生の猿や鹿もいない。もっともイノシシさんは最近は平野部にも現れるようになった話は聞きますが。
 それでも東京に近く、暮らしやすい茨城に魅力が薄いとは、なんぞやの世界です。


 まあランキングですからトップが有れば最下位もあるのも仕方なし。知名度が低ければ住めば都でも、そうなるのも仕方なし。

 そうはわかっていても少しは頑張れよ、茨城と本音もでますよ。


 ……尤も、前向きにとらえれば最下位なら、これ以上、下がりようはないですし、上なら幾らでも目指せるのですから良い意味で開き直りがてきます。頑張りましょうよ、皆さんとともに。